ついに始まったマイナンバー制度!あなたの収入と資産も丸裸に?
こんにちは、ブランクファインです。
ついにスタートしたマイナンバー制度。
マイナンバーには、引っ越しの時の手続きが楽になる、確定申告が簡単になるなど、メリットも数多くありますが、今後、マイナンバーと預金口座や証券口座などが紐づくようになれば、個人の資産はすべて国によって丸裸にされてしまうとの話も。
預金口座とマイナンバーが紐づく?
今後は、預金口座を新設する際に、マイナンバーの登録を任意で始めることが閣議決定されています。
最初は任意ですが、数年で強制適用になるでしょう。
現在の日本は確定申告による申告納税が原則ですが、今後は、「賦課課税」という方式に変わります。
これは、税務署がこれだけ払いなさい!と言ってくる方式。
あと、今後は資産に対しても課税する動きがあって、預金や株式のような資産とマイナンバーを紐づけようとしているのだ。
なぜ、マイナンバーは導入されたのか
政府は、マイナンバー導入の目的を社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するため、としている。
要は、国民ひとりひとりがどれだけ収入を持っているのか、国がいつでも見られるようにするのだ。
そして、最終的には、国がマイナンバーによって把握する範囲は、不動産や株式、債券といった資産のほとんどに及ぶとされている。
マイナンバーがもし漏洩したら?
マイナンバーは一生同じなので、いったん流出してしまえば、様々な情報をつなぎあわせて、その人の行動履歴がわかってしまいます。
また、流出した番号をもとに、クレジットカードや口座を偽造され、知らないうちに巨額の借金を背負わされたりすることもあり得ない話ではないのです。
実際、国民総背番号制を採用している米国では、盗まれた番号で勝手にカードをつくられるなどして、巨額の負債を背負わされる事件が、数多く発生しているようです。
同様に、番号制がある韓国では、延べ5,000万件もの個人情報漏洩が起こり、大きな問題となっているとのこと。
最後に
マイナンバーへの締め付けがきつくなると、人々がビットコインに向かうのかなぁとも思います。
まあ、ちょっと様子見ということですな。納税はちゃんとやりましょう、当然ながら。
以上、ブランクファインでした。
photo by D-Stanley