なぜ、グーグルは社員の血糖値を測り続けるのか?

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こんにちは、ブランクファインです。

本日は、みなさんご存知のグーグルのユニークな取り組みについて紹介します。

 

グーグルでは社員の血糖値がKPI項目

グーグルでは、社員の血糖値をKPIとして計測しています。
一体これはどういうことなのか。
研究によれば、社員が仕事に対してモチベーションを保ち続けるには、どうも血糖値がカギのようで、血糖値を一定に保ち続けることで、集中力を維持することができるのだとか。
なんでも、NASAがかなり昔に宇宙空間で宇宙飛行士が最高のパフォーマンスを維持するにはどうしたら良いかを研究し、その結果、血糖値を一定に保つことが最も効果的だという結論に達したとのことです。

社員を資産として扱うグーグルは米国企業のなかでは異質な存在

グーグルは、米国企業には珍しく従業員を資産として大切にするカルチャーが根付いています。
米国企業といえば、外資系金融機関に代表されるように、優秀な社員を歯車のように扱うイメージがありますが、グーグルをはじめとしたシリコンバレーのテクノロジー企業は、むしろ、いかに従業員に気持ちよく仕事をしてもらうか、いかに従業員にモチベーション高く仕事してもらうかに意識を傾けており、注目すべき事実といえるでしょう。

グーグルが発見した事実。結局は、ハードワークできるかどうか

もうひとつ、おもしろいおはなしがあります。世界中から最優秀な人材を集めるグーグルですが、いままでは、いわゆる「グレート」な人ばかりでしたが、会社としての規模が大きくなるにつれて、そこそこ優秀、「グッド」な人が増えてきており、いま、グーグルの人事担当者は「グッド」な人材をどうすれば「グレート」な人材にすることができるかを考えているそうです。
そこで、おもしろいのが、調べた結果、「グレート」な人材と「グッド」な人材の違いというのは、体力と根性だけだったというのです。
とにかく、「グレート」な人材は昼夜問わずハードワークすることができる、その圧倒的な仕事量がその人材をグレートにするそうです。
なんだが、結構体育会ですね、ですけど、グーグル
そこでどうすれば「グッド」な人材に仕事にひたすら打ち込んでもらうかを考え、血糖値に行き着いたわけです。

グーグルの福利厚生はハンパない

よく知られていることですが、グーグルの福利厚生はハンパないレベルです。
まず、朝昼晩のご飯が無料
オフィス内には、ジムやクリーニング屋やマッサージなどもあり、生活のすべてがオフィスで完結するようになっています。
シリコンバレーは、とにかくいま人材争奪戦で、給与面だけでは違いをつくることができず、このようないたれりつくせりの職場環境を用意して、最高の人材に入社してもらうよう、色々と取り組んでいるのです。
以上、ブランクファインでしたー。
photo by mcdavi