なぜ、アラサー女子は「東京タラレバ娘」にはまってしまうのか?
こんにちは、blankfeinです。
最近、周りのアラサー女子で「東京タラレバ娘」という漫画が流行っているようで、読んでみましたけど、おもしろい。非常におもしろい。
男が読んだほうが「ザマアワロス」な感じで楽しめる気もするのだが、アラサー女子に大人気だそうだ。
東京タラレバ娘とは
ちょっとあらすじを引用してみる。
「タラレバばかり言ってたらこんな歳になってしまった」脚本家の倫子(33歳)は、恋も仕事 うまくいかず、同じくアラサー独身女子の香、小雪と焦りながらも、「女子会」を繰り返す日々。
「キレイになったらもっといい男が現れる!」
「好きになれればケッコンできる!」
そんな話ばかりしていると、突然、金髪イケメン男子(年下)に「このタラレバ女!」と言い放たれてしまい・・・。
まあ、若いうちはレバレッジが効くから、いろいろいい男とか派手な男と付き合えたけど、オンナは基本的に外見だけを強みにしちゃうと、その価値は基本的に右肩下がりで減価していくし、それにともなって、自分の要求水準みたいなものも下げないといけないんだけど、肥大化しすぎた自意識のせいで、それもできず、いい年して「女子会と言う名の三十路の井戸端会議」で、「いい男いねー」と嘆き、傷を舐め合う女子たちの物語やね。乙。
タラレバ娘はアラサー女性を中心にやたら人気
この東京タラレバ娘、アラサー女性を中心にやたらと人気。
講談社では東村アキコ先生様様だそうだ。
まあ、たしかにアラサー女子の関心ごとってまさに婚活で、結婚式に呼ばれるたびに花嫁に殴られてる気がするってこぼすアラサー女子も周りにいたり。
結婚式当日に幸せを見せつけられて、殴られて、翌日もフェイスブックに写真があがってて、再度殴られて、みたいな。
「女の幸せは結婚」みたいな旧来の価値観に殴られて毎日生きているアラサー女性には頭が下がる思いです。
が、しかし。
東京タラレバ娘を読んでも結婚は近づいてこない
東京タラレバ娘は、たしかにおもしろいし、痛快なんだけど、東京タラレバ娘を読んでも、別に女子力があがるわけではないし、むしろ時間くうし、変にマイナス思考になるし、むしろ結婚が遠のく気がしているんだが、にもかかわらず、アラサー女子は東村アキコ先生を「神格化」して、タラレバ娘の最新刊を心待ちにしながら、日々の仕事に向き合っているそうな。乙。
なんか、似たような図式が加藤ミリヤの曲にもある気がしているな。
加藤ミリヤの曲って、基本的に暗いしテンション下がる曲が多い。
失恋して復縁できないやら、会いたいけど会えないやら、いつまでも一緒と誓い合ったけど、結局別れましたやら、聞いてもいいことないと思うんすよ、
ただ暗くなるだけで。
ちょいカタルシス的ななにかを得ることはできて、それは快感なんだろうけど、その快感も刹那的なもんで、じゃあずっと聴き続ければその快感は刹那的なものじゃなくなるぜってゆうかもしれないけど、加藤ミリヤの曲をずっと聴き続けた加藤ミリヤ本人は、やっぱり失恋顏になるし、長期的に聴き続けても、あんまいいことないと思うのだ、まじで。
婚活するなら、東京タラレバ娘よりもランニングが効果的
いや、ほんとそうですよ。
ランニングすると、綺麗になるし、心も晴れやかになるし、なにより出会いが増える。
まじで走るべき。
というわけで、こないだの記事でも書きましたけど、ランニングしましょう。
毎週末1回のランニングをしましょう。
以上、blankfeinでした。
photo by Werner Kunz