雑誌はビジネスモデルとしてオワコンだけど、「アフィサイト」として生まれ変わるなら最強だって話。

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雑誌 オワコン  こんにちは、blankfeinです。 昨日、某通信キャリアの友人で、良く一緒にランニングしたりする友人から、クーリエが廃刊になるという情報がLINE経由で送られてきて、あせった。結構好きだったのに、ウェブに移行するのね。   まあ、やむなしだけど、DRESSっていうエイベックスの松浦さんとか幻冬舎の見城さんとか秋元さんとかがつくった雑誌も、紙は終わるというニュースもあって。ついに本格化してきたなーと感じた。というわけで、blankfeinの思う紙メディアの問題点みたいなところをちょっとつらつら書いておく。

雑誌に広告だそうなんて俺が経営者なら絶対に思わない

雑誌に広告出したところで、たぶんそれだけで数百万円くらいコストかかるし、広告効果も測定できない。視認されたパーセンテージもわからないし、そっから購買にいたったコンバージョンみたいなものもまったくわからない。だから、blankfeinが経営者だったら、絶対に雑誌には広告を出さない。まあ、雑誌に限らず、新聞もだけど。   こないだ、外資メディアに勤務する友人が、ウォールストリートジャーナルを読んでいて、ウォールストリートジャーナルの紙面には、コンテンツを押しのけるうように凄まじい数の不動産の広告がのっかっていたんだけど、全然広告のっける意味がないなって思った。

クリックできない時点で、紙メディアにのっける広告価値はゼロ

まず新聞だから紙の質が悪いから不動産自体キレイに見えない、それにいいなって思っても、当然ながら紙だからクリックして詳細を見ることなんてできないわけだ。あたりまえだけどね。blankfeinは新聞読まないから、久しぶりに新聞というものに触れたわけだが、まじでそう思った。   クリックできない時点で、紙媒体が広告で収益を得るというモデル自体はほんとにほんとにオワコンだ。オールドメディアの人は、なぜそんなことに気付かなかったのかとかいろいろ反省すべしだと思う。いまさらウェブに移行してもいまさらだし、めちゃくちゃ競合も多いよ。   5年前に移行していれば、まだ勝ち目はあったのかもしれないが、なぜリソースを紙に残し続けてしまったのかは、まじで反省して今後につなげてよ。たぶんだけど、出版社って非上場の企業が多くて、四半期決算とかないから、いろいろ変化に対応する必要に迫れなかったみたいな部分もあると思うんだよなあ

ドコモのdマガジンに乗っかるのもアリ。ドコモが買収した事業と連携を図れ

ドコモのdマガジンにのっかるのもあり。たとえば、講談社だと、週刊現代とかフライデーとかがdマガジン経由で相当売上げが上がっていて、第一局はウハウハだという話を聞いたことがある。   あと、dマガジンを運営してるドコモだけど、昔、野菜事業を買収してた気がする。らでぃっしゅぼーやだっけか?それも、使えるよね。健康系の雑誌、たとえば、ターザンとか、他にもなんでもいいし、特集でもいいんだけど、コンテンツで野菜を紹介して、dマガジン経由でらでぃっしゅぼーやにリンク飛ばすみたいな。   まあ、簡単に言うと、アフィリエイトだよね。こんなことはたぶんドコモとか出版社のお偉いさんはたぶん考えてると思うんで、まじで早く行動に移してくれやといいたい。あとは、アムウェイみたいになるけど、サプリメント売るとか儲かるならありだよね。もちろん、ブランドイメージとの兼ね合いはあるけども、要するに物販につなげていけということ。   まあ、そのへんははじめてるメディアも出てきたけど、まじで、アフィリエイトサイトとかの運営法を学んだほうが、いいんじゃないかと思う。プライドをかなぐりすててね。出版社の強み、圧倒的な歴史とブランド力なんだから、それを生かそうよて話。プラットフォームになるのだ。

最終的には、すべてアマゾンが持っていくよ。アマゾンに記事も原稿も納品するようになる。

アマゾンがドローンで配達するということも言われているけど、ドローンが届けてくれるなら、そもそも書店もいらない。取次もいらない。アマゾンと消費者さえいればいい。アマゾンが書き手と直接契約したら、出版社もいらないだろう。   そして、非常に皮肉なことに、出版業界の人間は、アマゾンのサービス使いまくってて、アマゾンプライムとかも申し込んで情報収集に励んだりトレンド把握に努めているんだけど、そうやってアマゾンの課金プラットフォームに自ら貢献して、アマゾンがさらに強くなることに貢献しちゃって、結果、アマゾンに凄まじい破壊的なサービスを仕掛けられてジエンドな結末がやってくる。   あとは、最近やたら出版業界の人間は、書籍がオワコンとかいう意見に対して、「書籍は文化だ」みたいに反論するけど、反論するくせに、「ふくらはぎを揉めば健康になる!」みたいな本ばっか売っているのも大問題だ。これじゃあ、書籍である意味がないし、どこが文化的価値だと思う。厳しいことをいうようだけど、これは結構多くの人が薄々感じていることだと思うよ。

雑誌の時代は終わるけど、雑誌はそれ自体がアートになる

さんざん雑誌とか新聞についてネガティブな見解を書いてきたけど、雑誌は収益モデルとはオワコンだけど、芸術的価値みたいなものは残る。やっぱり、空間に雑誌がいい感じに飾られているといいなって思うし、そういう使い方はできる。まあ、よく言われることだけど、レコードは役目を終えたけど、まだ現存してるし、レガシーなアートとして生きればいいんじゃないかなあと思う。   まあ、ただマスメディアで働いてる人たちは、情報を世の中に発信したいって思って、入社してるはずだから、そんな役回りは望んでいないと思うけどね。まあ、価値ある情報を伝えたい!って思うんなら、自分をメディア化して、はあちゅう氏やイケダハヤト氏みたいなモデルをつくることだろう。メディア人は、インフルエンサーとつながったりしやすい環境下にあるから、自分をメディア化するって意味では、かなりやりやすい特権的な立ち位置にいると思うんだよなあ。   というわけで、疲れたので今日はここまで。また続き書きます。ではでは、blankfeinでしたー。