グーグルが自動運転車の開発を急ぐのは、自動運転中にスマホいじって、アドセンスをクリックしてもらいたいからだよって話。

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おつおつ、blankfeinです。
本日は、グーグルが自動運転車の開発を急ぐ背景について述べたいと思う。

グーグルの売上の9割は広告収入

グーグルはYouTubeとか自動運転とかアンドロイドとか色々な事業を行っているけど、とはいえ、売上高のほとんどは広告収入だ。そんなグーグルが自動運転の開発を急ぐ理由も、まさに広告収入を増加させたいからに他ならない。どういうことか。

自動運転中にスマホをイジってほしいグーグル

まず、「運転する楽しみ」とかいう声もあるだろうが、自動運転の世界になれば、多くの人は運転なんかせず、スマホでネットサーフィンをますますするようになる。そのときに、グーグルのアドセンスの載ったサイトを閲覧して、クリックして、グーグルが儲かる。もちろん、自動車だけでも儲けるつもりだろうが、空いた可処分時間で、もっと広告収入を増やすつもりなのだ。

自動運転カーの車体に広告をのっけるビジネスモデル

あとは、完全自動運転のグーグルカーが、街中をやたら走ってて、車体に広告が載ってるみたいなビジネスモデルもありだよな。さらには、グーグルグラスつけたら、個々人に最適化された広告が、グーグルグラスを通じて表示されるみたいなそこまで考えてるんじゃなかろうか。

モビリティの未来

まあ、自動運転は間違いなく来るだろうけど、未来のモビリティには2つのシナリオがあって、ひとつめは、パーソナルモビリティみたいな感じで、1人が1台コンパクトカーを持つ。それが自動運転になる。この場合、自動車の販売台数は増えるから、既存の自動車会社は嬉しい。一方で、2つめのシナリオだけど、これは自動車を所有するという概念がなくなってしまうシナリオで、自動運転カーが無人で街中をビュンビュン走ってて、それを乗り捨てたり、乗り入れたりする完全にシェアリングエコノミーな世界。これだと既存の自動車業界は完全にグーグルとかウーバーとかに破壊されるだろうと言われている。

blankfeinのひとりごと

個人的には、後者のほうが社会の生産性があがっていいではないかと考えている。自動車業界からしたらまじでやばいけどね。というわけで、ではでは、blankfeinでしたー。