副業の有効性が経営学の世界でも認められてきたよって話。

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おつおつ、blankfeinです。
本日は、日本企業は一刻もはやく副業を認めよってことを述べたいと思う。副業でまじで日本経済は活性化するから。そのことについて述べてみたい。

いきなり起業はハイリスク過ぎて無理

いきなり起業は厳しいです。怖いです。だから、平日はサラリーマンして、休日に起業準備するのがいいです。で、軌道に乗ってきたら、起業するのがいいです。それはリアル・オプション理論でも明らかです。どっちに転んでも生きられるようにすべきです。そのためには、企業が表立って副業を容認する必要があります。副業容認なくして、起業する人間は増えませんし、日本経済の活性化もありえません。日本企業は、副業を容認すべきです。そもそも、副業禁止規定自体が違憲です。「使用者と労働者の間の労働契約における誠実義務」ですか?そんなもんは知りません。「職業選択の自由」と真っ向勝負ですね。

週末起業は海外では当たり前

会社勤めをしながら、それと並行し起業するなんてなんて、海外ではあたりまえです。それに、有名な起業家でも、副業的に起業した人間は多いです。米アップル共同創業者のスティーブ・ウォズ二アニックも、創業後もしばらくヒューレット・パッカードにとどまっていたのはけっこう有名な話です。あとは、イーベイ共同創業者のピエール・オミダイアも、創業後しばらくはゼネラル・マジックという会社に勤めていましたよ。

学術的にも認められ始めた副業

米コネチカット大学のティム・フォルタ、仏EMリヨンのフレデリック・デルマー、英インペリアル・カレッジのカール・ウェンバーグが、2010年にマネジメント・サイエンスに発表した論文で、ハイブリッド起業として、副業的に起業をはじめるやり方が述べられてる。経営学の世界でも、週末起業が脚光を浴び始めた事例とも言える。それに、英クランフィールド大学のアンドリュー・バーケたちが、2008年に、スモール・ビジネス・エコノミクスに発表した論文によれば、完全に独立した起業家より、サラリーマン起業家のほうが多いことが明らかにされているそうな。週末起業の方が、もはやメジャーなんです。

会社員としても優秀な人ほど副業する傾向にある

安月給を埋めるため、低所得層のほうが、副業しそうだけど、意外とそういう人は副業しない。むしろ、高学歴で一流企業に勤めてる人ほど副業を行っている。会社員として評価されているほど、発揮すべき能力が会社ではおさまらなくて、副業的に他のビジネスに手を出す傾向があるようだ。これは実感としてもわかるよね。

日本を起業大国にしたいのなら、副業禁止規定をなくせ

シリコンバレーで活躍する日本人として有名な伊佐山元氏が代表を務めるWILでは、ソニーや日産のような企業から、300億円以上の出資を受けて、大企業の人材を起業させようとしている。けど、それもありだけど、やっぱりまずやるべきは、副業禁止規定の撤廃でしょ。安倍首相も、規制緩和もグッドなんだけど、このあたりに踏み込んでもらえると、もっとグッドです。ではでは、blankfeinでしたー。