シリコンバレーの老舗VC「セコイア・キャピタル」について調べてみたよ。
おつおつ、blankfeinです。
本日は、シリコンバレーの老舗ベンチャーキャピタルとして知られる「セコイア・キャピタル」について紹介したいと思う。
概要
- 設立は1972年。ドンバレンタインが設立。
- 拠点は米国カリフォルニア州メンローパーク
メンローパークっていうのは、サンフランシスコ・ベイエリアの郊外都市の一つで、富裕層の住宅地となっているらしい。バロアルトと同様に教育水準が高い地域だそうだ。近くには、スタンフォード大学もある。
主な投資先
- アップル
- オラクル
- シスコ
- ヤフー
- ペイパル
- グーグル
- リンクトイン
- ザッポス
- ユーチューブ
- ドロップボックス
- エアビーアンドビー
- エバーノート
- スクエア
- インスタグラム
- ワッツアップ
とまあ、錚々たる顔ぶれ。ワッツアップはフェイスブックに買収されたが、当時ワッツアップに出資していたベンチャーキャピタルは、セコイアのみだったそうだ。
その他知っておくべきこと
- 情け容赦ない社風でも有名
- 世界のトップベンチャーキャピタリスト2名を擁する(ジム・ゴッツとダグラス・レオン)
- ソフトバンクがセコイアキャピタルと合同で出資とかしてる
このあたりが特記事項か。セコイアとソフトバンクが共同出資したのは、インドネシアのEC起業「Tokopedia」。ポイントを列挙すると、
- 約1億ドルの資金調達
- ソフトバンク・インターネット・アンド・メディアがリード・インベスター
- ソフトバンクとセコイアからは役員を派遣
- ニケシュ「Tokopedia と密接に協働できることをうれしく思う。アジアでは、オンライン・マーケットプレイスが成長する可能性は、特にインドネシアで際立っている。創業以来、Tokopedia はイノベイティブなビジネスモデルで、注目に値する成長を見せてきた。」
blankfeinのひとりごと
という感じ。ソフトバンクとか今後行きたい人は、こういうどういうとこに投資してるかとかも把握しとくといいよ。ソフトバンクは、今後は国内のキャリア事業で月額課金の安定したキャッシュインを原資に、海外のそこそこアーリーステージな企業に投資していくんで、米国のベンチャーキャピタルの動向とかも押さえとくと、気の利いた話のひとつやふたつはできるのかも。でも、ソフトバンクの出資は、めちゃくちゃ先進的ってわけじゃなく、インドとかインドネシアとかけっこうアンパイな成長株を狙う傾向もあって、もっとワケワカンナイ銘柄とかにがばっと投資してほしーなとも思う。まあ、借入金とか社債が原資なんだったら、そんなハイリスクなことはできまへんか。ではでは、blankfeinでしたー。