新卒で大企業に行って、数年の実務経験を積んだ後に、コンサルに転職するのが個人的にオススメなキャリア。

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最近、大企業に勤務する知り合いからコンサルへの転職相談をわりとよく受けるので、ちょっと共有しておきたい。

大企業勤務の人たちもキャリアに不安を抱いてる

大企業勤務の人たちって、世間的には「勝ち組」って言われてるし、実際そうかもしれない。規模のでかいプロジェクトを自ら仕切って、スケールの大きな仕事をしてるみたいに憧れを持っている人も多いかもしれない。安定した企業に属して、高い給料もらって、それでいて休暇もとれる。サイコーな身分だうらやましーって思う人も多いに違いない。が、彼らも意外や意外、将来のキャリアに不安を抱いている。おそろしいほどに将来に展望を持てていない大企業の若手リーマンが少なくない。なぜか。

その企業でしか役立たないスキルが積み重なるジレンマ

自身のキャリアの先行きを不安視してしまう中で結構多いのが、俺のキャリア、ひょっとして「潰しが効かないキャリア」になってるんじゃないかっていう漠然とした不安ですよね。まあ、「潰しが効くキャリア」ってなんだよって話はおいときましょう。僕は前職が銀行で、市場部門にいたんで、わりとそういう「汎用的なスキル」みたいなものが身につきやすい部署にいたんですけど、銀行もそういうスキルがつく部署ばかりではない。会社の看板があるうちはいいけど、いざ外にほうりだされたら俺大丈夫?って思ってる人は意外に多い。あと、最近は、テクノロジーの進歩がはやすぎて、下積みしてるうちに産業構造が変わっちゃって、自分が身につけようとしているスキルそのものが世の中から必要なくなってしまったりっていうリスクもますます高まっている。実際、銀行員も10年後半分になってるっていう衝撃的な予測もあったりで。人工知能の話ね。

大企業経験したあとにコンサルが最強

個人的には、新卒で大企業はいって、数年間の実務経験を得た上で、コンサルにいくのがいいと思います。コンサルって現状、キャリア的にもアリとされているし、コンサルティング経験ってのがあると、今後、転職するときに、コンサル会社に転職しやすい。コンサル会社は戦略系とか会計系とか再生系とか人事系とかいろいろあるので、結構な雇用保険になる。困った時に雇ってもらえる先があるっていいよね。雇用保険という言い方は、アクセンチュアを経て、起業した友人がゆうていた表現。

最後に

まあ、というわけで、将来やることが決まっていないけど、とりあえず選択肢だけは減らしたくないって人は、大企業入って、3-5年経験した後に、コンサルに行くのがおススメです。新卒でいきなりコンサルはあんまりオススメしない。やっぱり、新卒でコンサルいってしまうと、専門性みたいなものが身につきずらくなるし、事業会社での実務経験がないことをコンプレックスに感じる新卒コンサル入社組も多い。というわけで、今日はこのへんで。
参考:
https://www.robotgeeks.jp/