中国は政府が優秀、日本は政府以外が何もかも世界一流という事実

スポンサーリンク

f:id:tkcross:20151107104817p:plain

中国と日本、この2国は本当にいつもソリが合わないですよね。

きれい好きで周りの目ばかりを気にする日本人と、大雑把でやや自分本位的とも言える中国人。この文章を書いているtkcrossとしては、特にどちらが正しいとは思わないんですが、俯瞰すると2国民が全く異なるベクトルを向いていることだけは分かります。

本日、「現代ビジネス」に面白い記事が掲載されました。


内容は、中国人は一体日本人のどこが嫌いなのかということ。非常に的を得た意見がたくさんあったので紹介しておきたいと思います。

まずはお決まりの歴史議論

本当、毎回出ますよね、お決まりの歴史に対する嫌悪感。

「日本人は自国が過去にわが国を侵略した歴史を分かっていない。それが最大の問題だ」(王叢影・37歳・リサーチ会社勤務)


「日本人は歴史を正視しないから、中国人に嫌われる」(姜昊・67歳・設計士)


「日本人はどこまで歴史を改竄すれば気が済むのだ!」(董磊・35歳・実業家)


「わが国が過去に蹂躙されたと思うと、日本は本当に憎き相手だ」(麦童童・22歳・学生)

いや、悪いと思っていないんではなくて、現代に生きる身分としては、分からないんですよ。だって経験してないんだから仕方ないと思うんですよね。アンケートの属性の中に22歳の学生が含まれているのを見ると、やっぱり中国って反日教育が進んでいるんだなあと残念に思います。

まあでもたしかに、中国はこの件に関しては被害者ですし、被害者感情考えると、これ以上はなんとも言えないかなあ・・・。

仕事の効率悪くね?能力なくね?

続いて気になったのは、日本人の仕事の取り組み方に対する意見。

「日本の欠点は、仕事が忙しすぎてゆったりした生活を送れないことだ」(小紅・33歳・ユニクロ店長)


「日本人はワーカホリックだけれども、よく見ると、仕事の効率は大してよくない」(徐小芳・40歳・会社社長)


「中国人は、頭と口を動かすのが上手だ。そして胸には、常に大志を抱いている。それに対して日本人は、指先を動かすのが上手で、心の内ではせせこましいことばかり考えている」(王洋・54歳・医師)

たしかに残業文化が根付いてしまっている日本は、仕事の効率が悪いと思います。これは同意見、他国から見ていても異常なんですね、日本人の働き方って。

中国人は頭が良くて、日本人は作業が得意。これも納得でしょう。中国の今の経済成長はそうした上昇志向、野望などによって導かれたものだと思います。

日本は政府が残念すぎるという意見も

「中国(当時は中華民国)は、1945年に国連が誕生した時から安全保障理事会の常任理事国だった。それに対して日本は、国連創立70年が経っても常任理事国になれない。この事実一つを見ただけで、中国と日本のどちらが国際社会で認知されているのかは明白」(蒋敏・52歳・大学教授)


「中国は政府だけが優秀だが、日本は政府以外は何もかも、世界一流だ。自動車、電気製品、エネルギー節約技術、おもてなしの精神……。これほど優秀な民族なのに、なぜトップにおかしな男(安倍首相)を戴いているのか、不思議でならない」(王林・49歳・国営メディアのジャーナリスト)


「2008年の北京五輪は大成功を収めたが、2020年の東京五輪は、開催の5年も前から問題ばかりだ。日本はそんなことで、国際的な信頼を勝ち得ることができると思っているのか」(杜雅君・55歳・外車のディーラー)

もはや日本に暮らしていると政府の愚策の1つや2つ、なんとも思わなくなりますが、中国国民から見ると、日本政府は相当ダメみたいですね。冒頭に出た「歴史認識」の話ではなく、国際的な視点で見てリーダシップが取れていないと言う部分に対して、このような辛辣な意見が集中するのはお恥ずかしい話です。新国立の話なんて、中国の事をパクリ国家だって非難できない話でしたよね

ただ、「日本は政府以外が何もかも世界一流」と称されるのは光栄ですよね。海外行くと分かりますが、日本のおもてなし文化や、プロダクト1つ1つの品質の高さは本物だと思います。特にトイレのレベルの高さは異常。笑

お隣さんですし、どうせならこうした事実をもっとオープンに議論して、仲良くやっていきたいものですね。