【外資コンサルの仕事術】最終アウトプットから逆算して、作業プランをつくる

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こんにちは、ブランクファインです。

日々の仕事を行う上で、まず最初に、最終成果物、最終アウトプットの骨組みをつくることは、とても重要です。

最終アウトプットをイメージして、設計して、そこから逆算して、作業に落とすんです。

ゴールから逆算して、現状を考えるんです。

コンサルティングファームでは、非常に良く知られた、定番ともいえる考え方ですが、一般にはそれほど知られていない、ないしは、徹底されていない考え方ですので、紹介したいと思います。

最終アウトプットから逆算して、必要なタスクを設計する

何かの資料をつくろうとする際、多くの人は、まず資料集めから始めて、なんとなくリサーチして、なんとなくわかったような気になって、なんとなく情報が集まった段階で、なんとなく並べ替えたりふんちゃかして、整理して、資料に仕立て上げる、なんてやり方がふつうなのではないでしょうか。

コンサルタントが行うアプローチは、それとは真逆です。

コンサルタントは、最終アウトプットから逆算するアプローチをとります。

資料をつくるときにまず最初にやるべきこと、それは、その資料のアウトプットイメージをつくってしまうことなのです。粗々でもいいから。

タイトルだけどんどん書いて、アウトラインをつくっていけ

具体的にはどうするか。

まず、パワーポイントでもなんでもいいので、タイトルだけどんどん書いて、アウトラインをつくってしまいます。

タイトルだけで、スライドは何もコンテンツができあがっていない状態ですが、全然これでいいんです。

そして、そのコンテンツのまだ詰まっていない、空っぽのスライドをどうやったら埋められるか、を意識して情報収集を行います。

アウトプットから逆算するのです。

結婚式を成功させたいなら、式次第をまずつくれ

身近な例で考えてみましょうか。

例えば、結婚式を行う場合、多くの人がやるべきアプローチはこんな感じでしょう。

まず、ゼクシィを買う、でなんとなく読んで情報を頭にいれる。

結婚式場に電話する、資料請求する、資料を読む、式場に訪れる。何度か打ち合わせをする、みたいな。

これに対して、最終アウトプットから逆算するアプローチでは、まず最初に結婚式の式次第をつくってしまうんですよ。

何時から開始で、最初に挨拶は誰にやってもらって、ビデオはどうゆうのを上映して、料理は何が出て、音楽はどんな曲を使って、などというように実際の結婚式のあるべき最終アウトプットを、まずは考えるわけです。

まずは、この全体イメージをつくった上で、個々の作業について考えるわけです。

それから、そのために必要な情報をゼクシィやら結婚式場に問い合わせるイメージです。

どんなことでも最終アウトプットから逆算するクセをつけるといいよ

最終アウトプットをまずつくってしまうというのは、意外に高度な作業で、最初のうちはなかなかできないかもしれません。

ですが、今後のキャリアを考える上では、絶対に習慣化しておくべきことだといえます。

大きなプロジェクトに限らず、小さなことでも、必ず最終アウトプットから逆算すべきです。

旅行をどうするか、英語学習をどうするか、全部のぞましい最終アウトプットをしっかり明確にした上で、日々の作業を行ってください。

以上、ブランクファインでしたー。

 photo by Tulane Public Relations