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京大卒のキワモノたちが金融、働き方、テクノロジー、最新の海外情報などを、アレコレと好き勝手に配信するブログメディア

カトパン、学歴コンプレックス記事には日本の学歴主義の問題点が詰まっている

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Photo:laughy.jp

フジのエース女子アナ「カトパン」こと加藤綾子アナウンサーが、就活生だった頃、自身の学歴に引け目を感じて涙したこともあったと告白した記事が人気を集めている。

「カトパン」でも悩むことあるんだ〜という読者心理を狙った記事だと思うが、この記事には日本の学歴主義の問題点が詰まっている事を指摘したい。

学歴がすべてで、地頭の良さは評価されない日本

学歴というのは非常に便利な制度だ。

企業の人事としては、「学歴」の部分だけ見れば、ある程度エントリーシートをはじくことができる。まあ、頑張ってきた奴に対して高い評価をするという点において、あながち間違いではないのかもしれないが、こと企業で働くという点において、個人的に学歴はそこまで重要だとは思わない。

たしかに、学歴が優れた人間の中に、天才的に機転が効く人間が存在するのは確かだ。頭の回転も早くコミュニケーション能力にも長け、それでいて嫌味のない人間は間違いなく存在する。しかし、それはエリートの中のごく一部であり、学歴+地頭が備わった杞憂な例である。

学歴のいい人間はコミュニケーションの取れない人間が多め

統計値ではないが、経験値としてこの法則は当てはまると思う。学歴のある人間は、概ね自身ですべての物事を解決したりすることが多く、結果として相手に頼ったり、報告したりすることに慣れていない。つまり、企業戦士として向いていないことが多い。報告書1つ説明を求めても、体裁は素晴らしいが、本人の報告内容は(モゴモゴ)なんてことはザラにある。

headlines.yahoo.co.jp

一方で、話題の記事でも触れられているように、カトパンは入社試験で個性があって、よく笑い、よく喋る様子が同期穴の中でも突出した部分として遭ったようだ。単におバカな話をしているだけでなく、テレビでの彼女を見ているとわかるが、的を得たコメントをするし、視聴者受けの良いコメントを残すなど、機転も利く。こうした部分はまさに地頭の良さとして評価されるべき部分だと思う、当時のフジテレビ採用担当がどういう視点で国立音楽大学出身の彼女を最終面接にまで残したのかは定かでないが、かなり勇気のいる決断だったと思う。

もはや学歴より地頭の良さを評価すべき時代では?

最近の日本全体を見渡すと、いやに停滞している。

それもこれも、頭が固くてコミュニケーションのない、学歴中心社会の色がここ数十年、より色濃くなっているからのように思う。

そもそもイノベーターとして著名なスティーブ・ジョブズは大学を卒業していない。この事実をどう捉えるかは人それぞれだが、停滞した日本社会を変える方策の1つに、こうした社会文化の改善は間違いなく存在するのではないだろうか。