ついに!リクルートが全従業員にリモートワークを本格導入。
以前から、リクルートの働き方革命にはかなり注目していたんだが、今回またリモートワークに関するニュースがあったので、紹介しておく。
リクルートが2016年1月よりリモートワークを本格導入
http://www.recruit.jp/news_data/release/2015/1224_16416.htmlwww.recruit.jp
重要箇所を抜粋してみる。
- 対象はすべての従業員
- 上限日数なし
- 会社間の同意および本人の希望があった場合には、派遣社員もリモートワークを選択可能
- 6月よりリモートワークの実証実験を行ってきた。
- リモートワーク規定を設けている
- 導入しているのは、リクルートホールディングズ、リクルートアドミニストレーション、リクルートマーケティングパートナーズ
とね。
個人的には、リモートワークには大賛成で、会社的にもオフィスの賃料とか光熱費とか通勤費が浮くし、いいことづくめな気がしている。優秀な人材も集まりやすくなるだろうし。
リモートワークのデメリット
デメリットについてもちょっとあげておく。以下、ブロゴスに転載されたキャリコネニュースの抜粋。
blogos.com
ここで挙げられているデメリットとしては、
- 言語化できないスキルを盗むことができなくなる
- 接触頻度がさがるなかで「組織の一体感」はどうなるのか
だな。
急に「言語化されないスキル」に言及しだすのもおかしいでしょ
ここも個人的に思うのは、確かに言語化できないスキルを盗むことができなくなるっていうのは、デメリットっぽいけど、普段の仕事で「俺いま言語化できないスキルを盗んでるなー」って思うときってどれくらいあるのだろうか?そんなに多くないし、むしろみんなそんなこと普段は意識せずに仕事に取り組んでいる気がする。にもかかわらず、リモートワークの話になったら急に、デメリットをひねりだすかのように「言語化されないスキルが身につかない」みたいに妙に懸念を表明しだすのもおかしな話だ。
長く一緒にいれば「組織の一体感」が生まれるなんてちゃんちゃらおかしな話
あと、組織の一体感って話だが、単純接触効果みたいな心理学的な用語使って説得力をもたせようとしているが、別に接触回数がたくさんあればあるほど組織の一体感が増すわけはないでしょ。もしそうだとしたら、世の中の上司と部下は相当長い時間一緒にいるわけで、世の中の企業の「組織の一体感」はとてつもなく高まるはずだけど、そんな風にはなってないよな。正直、接触時間は関係ないと思うし、別にビジョンみたいなものをある程度共有している仲間どうしであれば、一体感は保てるんじゃなかろうか。今後も働き方革命の話はちょこちょこ書いていこうと思いまーす。ではでは、かつきんぐでしたー。