民営化のメリット、デメリットについて調べてみた
ちょっと民営化について調べてみましたんで、共有しておきます。備忘メモ。内容もけっこうデタラメなので、あんまり信用しないように。
民営化とは
民営化とは、国や地方公共団体が経営していた企業および特殊法人などが、一般民間企業に改組されること
逆に、国または国の出資する特殊法人が、民間会社の議決権の過半数を取得することを国有化という。
民営化のメリット
- 税収が増える
- 利用者の利便性が向上する
国営だと、利益を追求しようとしないので、自然とサービスの質は低下してしまう。競争原理が働かない。
民営化の成功例
- 国鉄分割民営化⇒JR東日本
- 電電公社⇒NTT
- 専売公社⇒JT
民営化のデメリット
失業者が増加する。
その他もろもろ。各自テキトーに調べてください。
民営化の失敗例
以下のリンクが参考になる。
www.jacses.org
空港の民営化
2015/4/14の日経新聞に良い記事があったので、引用しておく。
www.nikkei.com
- 空港の民営化の管轄官庁は、国土交通省の空港経営改革推進室
- 仙台、高松、広島で、空港の民営化の議論が進んでいる。(2016年3月)
- 民営化後は、着陸料が自由に決められる。
- 民営化作業がもっとも進んでいるのは、仙台空港。民間委託で、LCCの路線拡大を狙う。
- 国の集計では、着陸料収入を柱とする空港の航空系事業の12年度の経常損益は、国の一般会計からの繰り入れがない場合、27の国管理空港のうち24が赤字。
- 空港ビルの物販収入など非航空系事業を合わせても19が赤字だ。仙台空港は30億円の赤字、高松空港は3億円の赤字。
- 海外ではスペイン企業がヒースローを含む英4空港を経営するなど、1社が複数空港を運営し、互いに財務面で支え合ってきた。
海外における空港民営化
以下の資料が参考になる。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/kkk/2yuusikishakonnsiryou4.pdf
水道事業も民営化の動き
- 大阪市が100%出資する民間企業への2,300億円以上で売却。
- 民営化による事業効率化で、現在1か月950円の基本料金から100円の値下げを実現する
- 民営化したほうが余計にコストがかさむという声も
- 一歩先に水道事業を民営化していた外国の自治体では、再公営化の動きが顕著になってきている。
- 民間企業が事業を行う場合、ビジネスとしての論理が優先され、利用する住民の都合より、株主の意向や経済的効率が優先されてしまう
- 民営化で税金を使い、再公営化で、またしても税金をつかうことに
図書館の民営化
このあたりも回をあらためて述べてみたい。
ではでは、本日はこのへんで。